発言数から見るHi美なにわのYouTube
カレンダーアプリDecoLuのリリースを記念して、CMキャラクターであるHiHiJets・美 少年・なにわ男子の合同の動画がYouTubeジャニーズJr.チャンネルにアップされました。
個人的に、この動画をさらっと一回見て
なにわ男子の印象がめちゃくちゃ強く残ったので、それが何故か、分析しようと思いました。(分析と言えるレベルかどうかは置いておく)
まず、動画閲覧の後に残るイメージに影響するものとしては、「写っている秒数」「発言数」「テロップになる発言数」「声の大きさ」「印象的なシーンの創出」などがありますが、
客観的かつある程度カウントしやすい指標として、ここでは発言数で当該動画を分析することとします。
◆カウント条件
今回の発言数カウントは以下の条件に沿って行ないました。
- 進行・全員での挨拶は発言に含まない
- 「あー」や「おー」などの相槌は発言に含まない
- 合いの手と取れる発言はカウントする
- 自分の作ったキャンバスの説明、投票時の発言は含まない
- 西畑くんスティッキー3コンボは1カウントとする
- 口が動いていてもマイクで拾っていない、説明画面で顔が映らず大勢の声がするなど、カウントが難しいものは含まない
※カウント条件から分かるように、完全なる個人の主観なので厳密な発言数とはズレがあることをご承知おきください。
◆カウント結果
《メンバー毎一覧》
表を見ると46〜1発言と、発言した人しない人の差がかなり大きいことがわかります。
藤原くんが発言数は46と最多ですが、他メンバーのキャンバスでいじられることが多く、常に場の中心であったことや、その他のシーンでも貪欲にツッコミ・ボケを重ねていったことが要因とかんがえます。髙橋くんのキャンバスで交流戦の話題が出た際も、「どこ座る?」や「先発は?」などと問いかけ、話題を流さないようにしていると感じました。
髙橋くんは仕切りを担当している関係から「髙橋くん向けの発言」が多くなり、それに応じる形で発言数が伸びていました。同様に西畑くんもサブMCに近い役割を担っており、会話のキャッチボールの中心にいることが多かったです。しかし、それ以上にリアクションやツッコミなどでも発言数を伸ばしていました。
また、動画の構成上ほとんどのメンバーが前編の方が多く喋っているのに対して、那須くんや大橋くんなどは後半に発言が増えており、場の状況を慎重に見て話すタイプまたはスロースターターだったりするのかな?と感じました。
《グループ毎の平均発言数(1人あたり)》
HiHiJets:14.6発言
美少年:6.3発言
なにわ男子:22.7発言
なにわ男子はグループ平均で見ても発言数が多いです。これはグループ内で藤原くんをいじる流れを数回行うことで、話題をなにわ男子内でグリップして回すことができたからだと思います。
反対に美少年は、メンバーがキャンバスを紹介するタイミングでも頷きながら聞いていたり、リアクションも身振りしながら笑っていることが多かったり、言葉を重ねていくことが少ないように見受けられました。
動画全体を通じての印象ですが、なにわ男子はバラエティ感覚が肌に染みていてTVと同じようなリアクションやお喋りをしようとしているように感じました。(そこはかとなく感じるまいジャニ感)
※立ち上がっているメンバーの数
《発言数順のグラフ》
発言数順上位3名については前述の通りですが
4位の大西くんは、自分のキャンバス発表で「でこりん」を豪速球で投げつけ、以降よく発言するようになったと思いました。発表後は長尺で話すと言うより短く合いの手を入れたり、リアクションを取るタイミングでうまく画面に抜かれていた印象です。
6位の浮所くんは「よいしょー!」などの合いの手が多く、美少年の中では他Gのキャンバス発表の際にも声を出している印象です。
同率6位の長尾くんは発言数が多いわけではありませんが、一つ一つの発言が鋭く、キャッチーでテロップにされている割合が多いように見えました。編集の効果もあると思いますが、長尾くんの発言は際立って強く印象に残っています。
後編の終盤に髙橋くんが「金指がどう思ってるか」と振っているのが、全体を通して金指くんの発言数が少ないことを感じての振りだとしたら、名MCだなと思います。
《考察・その他》
発言数をカウントして気づきましたが、よく発言している人は画面によく写っています。当たり前ですが、その瞬間一番目立つ発言、リアクションをしている人が画面に映っているわけですから、冒頭に「写っている秒数」で検証する案もありましたが、結果は発言数と≒(ニアリーイコール)なんじゃないかと思います。
浮所くんや長尾くん、大橋くんは声が特徴的で、耳に入ってきたときに聞き分けやすく、カウント数が伸びちゃっている可能性があると思います。逆に発言していても、今回は聞き取りにくい・声が小さい場合はカウントされていません。滑舌などの問題で、その声が文章として聞きやすいかどうかはまた別の問題としてありますが、声が聞き分けやすいことは印象の大きな要素であると感じました。
また、今回は関東・関西のJr.の性質の違いが際立って見えたように思います。関東は「どうですか?」「はいどうぞ」と発言権が明らかに自分のところに来たときに喋る、関西はその場に入れる隙があればそこに発言をねじ込むという大きな違いが35分ほどの動画でも見られました。
◆総括
動画を見たときに感じた「なにわ男子の印象が強い……」と言う感覚は、発言数からもある種正しかったことが証明されました。ただ、発言数が多いだけでなく、発言の内容や鋭さも視聴者に印象付けるには有効であると感じたので、口下手な人はコメントの打率を上げることで覚えてもらいやすくなるのかなと思います。
逆に視聴者としては「発言数によってファインプレーを決めてしまう」危険性もあることがわかったので、発言内容やリアクションなどもよく見て総合的に良い悪いを論じたいと思いました。
※今回は「印象深かった」を契機に発言数を調べてみましたが、決して発言していないメンバーを批判するつもりでこのブログを書いているわけではありませんので、悪しからずご了承ください。
※なんなら筆者は作間担ですが、彼はアプリの説明が初発言だったので、「頑張れ〜〜!」ってなりました。
※「ここでこういう発言してるから!」みたいなご指摘あれば是非教えてください〜。元気があればカウントしなおします!!